imapをつかったDoCoMoからGmailへの転送ツールの作成

概要

例えば、プロバイダメールや、スマホメールをGoogleメールに集めたい。でも、Gmailでは、POP3による外部メールの取り込み機能はあるけど、IMAPで取り込みが出来ない・・・
そんな時に以下のスクリプトをどこかに仕掛けておけばOKです!
私は使っていませんでしたが、昔imodeのメールを転送するサービス「imoten」というのがあったようですね。今回のツールはメールを転送するものではなくて(結果そうなっているように見えますが)クライアント動作として、source側からIMAPでとってきて、destination側にIMAPで差し込みをしちゃうだけのツールになります。

事前準備

imap接続に際して、以下の準備が必要です。

  • Gmailの設定で、IMAPアクセスの項目で、IMAPを有効にするを選択
  • googleアカウントの設定で、安全でないデバイスからの接続を許可
  • 各種スマホメールをWifiなどのインターネット経由で閲覧可能にする

手順概要

  1. スクリプトファイルを設置する
  2. cronの設定をする

手順

  1. スクリプトファイルを設置する
    ココでは、設置するファイル名を mailrelaytool.php と、します。
    また、phpは imap, sslをコンパイル時に利用できるようにしており、imap.soをphp.iniもしくは実行時のextensionの設定で利用できる状態である事とします。
    以下のプログラムを /home/USERNAME/bin/mailrelaytool.php に設置したとします。

    ※ここでミソはgmailはPLAINに対応していない事です!
  2. cronの設定をする

    ※cliのphp.iniにextension=imap.so の記述があれば、「-d extension=imap.so」の部分は不要です。

以上です!

その後、修正版。2重起動防止。いつ発動しても良いように、前回取得時間を記憶するようにした版
エラー処理とか手抜きなので、使う時には直してね!

Dockerプライベートレジストリー構築(その2)

前回は、regitryサーバをv2.0で作成しましたが、その後、WEB-UIツールとの連携で躓いたので、今回はregistry v1.0(latest)版で、registry-frontend と連携してみようと思います。

概要

  1. 永続化のためのディレクトリを作成する
  2. docker registryをrunする
  3. docker registry-frontendをrunする
  4. ブラウザで確認する

詳細

  1. 永続化のためのディレクトリを作成する
    ホストで永続化の為、以下のディレクトリを作成しておく。
  2. docker registryをrunする
  3. デフォルトのコンフィグをそのまま使います。あと、永続化の為コンテナの/registryを先程作ったディレクトリにVOLUME設定します。

  4. docker registry-frontendをrunする
    linkの指定が重要ですね!registryのnameで指定した文字列そっくりそのままでないとダメです。あと、永続化の為に、先程作成したディレクトリとコンテナの/var/lib/h2とをVOLUME設定しておく必要があります。ブラウザで接続するポート番号を、3080番に変更しております。
    ※起動までちょっと時間がかかります。。。
  5. ブラウザで確認する
    http://SERVER:3080/ としてアクセスする。
    frontend

    frontend2

docker本もだいぶ出そろってきたので、1冊位は手元にあってもいいかもですね~